ロックダウン的なもの / Lockdown-like

  • Aug 28, 2020
  • アドベンチャーバウンド
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やはり決まってしまいました。今日の夜中から8月26日までのカトマンズ盆地内の新たな規制です。ざっくり説明すると、食料品や薬の購入以外、不要不急の外出禁止、インフラや生活維持のためのサービス以外の営業禁止です。ロックダウンが一番厳しかったころと変わらないのでは・・・と思いますが、再びロックダウンにはしないと言っていた手前、このワードを避けているようです。新規感染者数や死者がこれまで以上に急激に増えている現状から、やむを得ない決定といったところでしょうか・・・。

先日は、既に決まっていた帰国困難者のためのチャーター便(主に湾岸諸国やマレーシアなどに出稼ぎに行っていて、コロナの影響で仕事を失い困っているネパール人を帰国させるための特別フライト)も、約2週間分の予定が直前にキャンセルされました。ネパール側の受け入れ態勢が整っていないことが理由にあげられていましたが、これまでに5万人以上のネパール人が6月中旬以降の特別フライトで帰国しています。・・・いまさらどういうことなんでしょう?ネパール航空の1機に関しては、ドバイへ向けてカトマンズの空港を飛び立った後にこの政府の決定が下されたため、空のまま戻ってきたとのこと。予定を狂わされた当事者ではない私ですら、この対応は何なんだろうと思ってしまいます。

各地で死者を出している洪水や土砂崩れ、従来の問題であるデング熱やマラリアなど、政府が対応しなければならない課題はコロナ以外にも山積みなのはわかりますが、もうちょっと頑張って欲しいなぁと思います。

写真のネパール語ですが「気を付けて!コロナ感染地域」と書いてあります。感染者が出ると役所の人に横断幕を付けられてしまいます。賛否両論ありますが・・・。ロックダウン的なものが切り上げ、もしくは延長されたらまたお知らせします。

サムネイルの写真は、マドゥバンゲストハウスの屋上にある月下美人の蕾です。自由に外出が出来ない中、屋上の有難みをひしひしと感じています。

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